« 2010年02月 | メイン | 2010年04月 »

2010年03月27日

テスト書き込み00

Sunset.pngデザイン組み込みを行なうにあたって必要なテスト書き込みです。
この記事は公開時に削除します。

デザイン組み込みを行なうにあたって必要なテスト書き込みです。
この記事は公開時に削除します。

ここは追記テキスト。

2010年03月24日

解像度変更テスト

Water lilies.jpg

2010年03月21日

医食同源

我が国には、中国大陸を起源とする日本化された伝統医学の流派、後世方、古方、一貫堂流などがあったことが知られています。

皇帝内経や傷寒論を基に日本化された中国大陸起源の伝統医学は、くすしと呼ばれる薬物治療にたけた人たちによって鍼灸や指圧なども加味されながら治療が施される一方、くすしは薬用となる植物の知識や加工法なども身につけていたと思われます。

中国大陸には医食同源という考えがあり、くすしは薬用となる生薬植物に医薬的な価値を高めようと、食物の加工法を応用し食物を調理すると同様に乾燥させたり、炒ったり炙ったり、酒精・アルコールに漬けたり、蒸したりすることで生薬の汚れやカビを除き、毒性や副作用を減少し、成分の抽出効果を高め、香ばしさを加味することを目的にした加工法を考案、修治法として種々の漢方処方とともに伝えられました。

さふらん湯の製造にも修治法が取り入れられていて、原料を高温で炒る焼燻処理を行うことによって生薬成分を短時間で抽出できるように加工し、さらに香ばしさも加味しております。 

多くのお客様から、さふらん湯は飲み易い・・・、との評価をいただいておりますが、さふらん湯の飲み易さにはこの修冶加工・焼燻処理が不可欠であることは言うまでもありません。

古から伝え継がれ飲み継がれてきた和漢薬さふらん湯は温故知新、忙しい日々の中で静かに振り出した和漢薬を服用することで穏やかで確かな効き目を実感し、体調を整えリフレッシュしてくれることでしょう。

【修冶加工】
「さふらん湯」の製造工程において、原料
DSC01289.JPG

2010年03月20日

花山湖(ドライブ)

今日は休日、春彼岸の墓参をすませ晴天に誘われてドライブに・・・。
東北道を下り古川ICでおりて一路R47号線を鳴子温泉方向に向かい、「あ・ら・伊達な道の駅」右折してR398号線で花山湖方面へ、両側に残雪の残る道を走ること約45分で花山湖。
このあたりは先の「岩手・宮城内陸地震」(08/06/14)で罹災、「道の駅・路田里」の先「温湯山荘」から先は未だ通行止め。
「温湯山荘」までは通行可能とのことで行ってみることに、山肌が大きく削られている現状を目の当たりにして自然がもつエネルギーの大きさに絶句。
いつもの八百屋で長芋を買いながら「山菜はいつ頃・・・」、「雪解けはまだ先だなぁ、ゴールデンウイークあたりに来たらいいよ・・・」と親父さん、タラの芽の天ぷらが待ち遠しい。


2010年03月15日

創始者「遊佐快慎信春」 (1)

塩釜蛮紅華湯(さふらん湯)は幕末天保年間、宮城県塩釜市で産科を開業していた遊佐快愼信春によって「婦人の妙薬、血の道の薬」として処方が開発されました、処方が開発されてから今日まで180年間に渡り飲み継がれてきました。


遊佐快愼信春は1782年(天明2年)、宮城県玉造郡(現在の大崎市)の「尿前の関」の関守「遊佐家」十三代当主遊佐平蔵信行の次男として生まれました。 医学の道を志し当時産科医とし名高い「賀川子玄」(京都)に師事して産科学を会得しました。

賀川子玄の下で産科医としての修業をつみ、一貫堂流漢方を修めた遊佐快慎信春は1830年(天保元年)、宮城県塩釜市に鎮座する「奥州一宮 塩釜神社」参道脇に産科「遊佐一貫堂」を開業し産科診療を始めました。

そして、当時の南蛮貿易によって我が国に伝来して間もない「サフラン」の薬効(末梢血管の血流改善効果)に着目、サフランを用いて一貫堂流漢方体系に基づいた婦人の妙薬・血の道の薬「塩釜蛮紅華湯」(さふらん湯)処方を開発したと伝えられています。

塩釜蛮紅華湯(さふらん湯)は、安産の神として広く信仰を集める塩釜神社参道脇の産科兼薬舗「遊佐一貫堂」が扱う婦人薬塩釜蛮紅華湯(さふらん湯)は婦人の妙薬として陸奥東北はもとより広く関東にまで知られることとなり、実母散、中将湯と並び三大婦人薬と評されました。
さふらん湯の処方を開発した初代遊佐快愼信春は1838年(天保8年)55才で没しましたが、快愼信春の子「遊佐快愼信高」がその後を継ぎさふらん湯の名声を広めることとなりました。 

【参考資料】
「塩釜遊佐一貫堂とサフラン湯」 和漢薬449号 矢数道明 (1990年10月)
「薬舗遊佐一貫堂小史」 日本医薬新報別刷3558号 村主 巌 (平成4年7月4日)

※参考資料中にある蛮紅華湯の画像は、現在市販されているものと異なります。
※賀川子玄は産科医として名高く、「産論」を著し「娩出術」や「鉄鉤」の発明など多くの産科医術を発明、その術式は一子相伝の秘伝とされたと伝えられています。

2010年03月10日

二代目「遊佐快慎信高」 (2)


陸奥塩釜に婦人の妙薬ありと名声を博した「さふらん湯」の処方を開発した遊佐快慎信春は1837年(天保8年)55才で没しました。

快愼信春の嫡男快愼信高は一時東京浅草で産科を開業していましたが、明治14年塩釜に帰り産科兼薬舗遊佐一貫堂を引き継ぐこととなりました。

【参考資料】
「森道伯先生の師事した塩釜一貫堂の二代目遊佐快慎翁について」 和漢薬470号 矢数道明 (1992年7月号)

2010年03月07日

さふらん湯の用法用量 (1)

【初めて服用される方へ・・・】

事前に、少し大きめのお茶碗(200mL程度)と、熱湯をご用意ください。

お茶碗に「さふらん湯」1袋を入れ、その上から熱湯(180mL程度)を注ぎますと、約1分ほどで黄色の香り高い「さふらん湯」薬湯ができあがります。
「さふらん湯」薬湯が出来上がりましたら、お茶碗の中にある「さふらん湯」を箸で引き上げて皿などに保管してください。

その後は同様に、保管しておいた「さふらん湯」に熱湯を注ぎ繰り返し一日2〜3回服用してください。
2〜3回目は熱湯を注ぐだけで「さふらん湯」薬湯が出来あがります。
生薬の香りが強すぎると感じる方は、薬湯にお湯を加え薄めて服用されても効能効果は変わりません。
 
「さふらん湯」は必ず熱湯で振り出していただき、温かい薬湯として飲んでいただくことで効き目を確実なものにしますので、冷やしたりせず温かい薬湯として服用してください。

【添付文書】に記載された服用法です。
飲み方.gif

DSC02995.JPG

さふらん湯の効能効果 (1)

「さふらん湯」の効能・効果は、産前産後、動悸(どうき)、眩暈(めまい)、息切れ、のぼせ(逆上せ)、頭痛、四季感冒、下腹腰痛、悪阻(つわり)、月経不順、古血滞り(ふるちとどこおり)、浮腫(むくみ)、手足腰の冷え症、ヒステリー、不眠、神経痛などです。

古より、「さふらん湯」は「血の道」の薬といわれておりました。
「さふらん湯」の効能・効果にある「古血と滞り」は「血の道症」のことであり、「血の道症」とは「月経、妊娠、出産、産後、更年期などの女性ホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状及び身体症状を示すこととされました。
、「薬事・食品衛生審議会一般用医薬品部会議事録」平成20年5月28日<厚生労働省>

【塩釜蛮紅華湯】添付文書

2010年03月01日

テスト書き込み00-4

a

テスト書き込み00-3

a

テスト書き込み00-2

a

テスト書き込み00-1

a