さふらん湯の効能効果 (1)
「さふらん湯」の効能・効果は、産前産後、動悸(どうき)、眩暈(めまい)、息切れ、のぼせ(逆上せ)、頭痛、四季感冒、下腹腰痛、悪阻(つわり)、月経不順、古血滞り(ふるちとどこおり)、浮腫(むくみ)、手足腰の冷え症、ヒステリー、不眠、神経痛などです。
古より、「さふらん湯」は「血の道」の薬といわれておりました。
「さふらん湯」の効能・効果にある「古血と滞り」は「血の道症」のことであり、「血の道症」とは「月経、妊娠、出産、産後、更年期などの女性ホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状及び身体症状を示すこととされました。
、「薬事・食品衛生審議会一般用医薬品部会議事録」平成20年5月28日<厚生労働省>