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2011年11月25日

和漢薬と漢方

「和漢薬」は、中国との交流によって中国大陸起原の伝統医学「漢方」の原型、医学書や薬草などが渡来したのが平安時代。中国起源の伝統医学は「くすし」と言われる医学の知識に長けた人々により我が国独自の薬草などが加味され日本化された方剤が国内各地に発祥、これが和漢薬のルーツといわれています。
現存する和漢薬は約200〜300種程一般用医薬品として販売されていますが、GMP基準適合や改正薬事法により淘汰されるものも多いのが現状です

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2011年08月11日

品質管理

今回は、さふらん湯の製品試験です。
さふらん湯は、日本薬局方に規定された原料を配合し製造していますので、原料が入荷したときは日本薬局方に規定された原料試験を実施、規定に適合した原料を使って製造がスタートします

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2011年02月11日

更年期症と血の道

さふらん湯は古より血の道の薬と言われておりました。

血の道とは・・・、女性が思春期、生理時、産褥、更年期などに訴える症状で代表的な身体的症状として、のぼせ、顔面紅潮、冷え、心悸亢進、動悸、頭痛、頭重、めまいなどがあります。
また生理不順、月経過多、月経寡少、月経困難などの生理異常も血の道の症状として知られています。

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2010年10月13日

飲みやすさの秘密

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我が国には、中国大陸を起源とする漢方が日本化されて生まれた伝統医学の流派、後世方、古方、一貫堂流があったことが知られています。

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2010年08月03日

製造工程

塩釜さふらん湯 の製造過程において、原料を高温処理する工程があり原料を200〜240℃の高温で加熱焼燻します。
食物の加工と同様に生薬を加熱して加工する修治法は、漢方処方とともに中国から伝来、古より伝えられてきました、このように焼燻処理を施すことで以下のようなさふらん湯の特徴を生み出しております。

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2010年08月01日

「さふらん湯」は一貫堂流処方

塩釜さふらん湯 は産科「遊佐一貫堂」を開業していた遊佐快愼信春によって処方されました。
快愼信春は「一貫堂流漢方」を修めたことから、「遊佐一貫堂」と名乗ったものと思われます。
平安時代に初めて中国大陸起源の漢方医学が我が国に伝来、江戸幕末の頃には「後世方」や「古方」、「一貫堂流」などの漢方の流派が生まれました。
遊佐快慎信春が修めた一貫堂流漢方では、慢性病の原因は体内に蓄積された毒素と考えられ、その体質を「お血症」「臓毒症」「解毒症」に三区分し、一貫堂流は特に「お血症」の治療に特徴があったと言われています。

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2010年05月27日

サフラン (原料生薬)

塩釜さふらん湯 製品名の由来はサフラン。
我が国にサフランが伝来したのは江戸幕末の頃、南蛮貿易によってヨーロッパから伝えられ蛮紅華(さふらん)と命名されました。
明治時代にはサフランの栽培もさかんに行われましたが漢方薬の衰退とともに生産高が減少、現在は大分県竹田市で生産されるものが有名で特産品になっています。

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2010年05月24日

製薬業「塩釜蛮紅華湯」

当社は昭和47年(株)バイタルネット(旧 (株)鈴彦)が遊佐一貫堂から「塩釜蛮紅華湯」及び「塩釜蛮紅華圓」の製造承認の委譲を受けたことで創業されました。

2010年05月23日

さふらん湯 (製品説明)

「塩釜さふらん湯」は・・・
女性の生理機能をととのえ、血行をよくして新陳代謝をうながし、神経をしずめる作用をもつ生薬を配合した香り高い煎じ薬で、女性特有の不快な症状を改善する生薬製剤です。

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2010年05月14日

さふらん湯と更年期

更年期障害の原因・・・
女性が閉経期を迎えると卵巣機能が衰え、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が減少してくると今まで順調だったホルモン分泌のバランスが全体的に崩れてきます。
このことが引き金となりホルモンによってコントロールされている自律神経のバランスも崩れてしまい自律神経失調症になってしまうことが更年期障害の原因と言われています。

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夏場の冷え症

冷え症に悩んでいる女性は多いもの、冷え症は冬場だけのものではありません。
夏にクーラーの効いた室内と酷暑の戸外を出たり入ったりすることで体温調節をつかさどる自律神経のバランスが崩れてしまいます。しかし夏が過ぎ丁度寒くなってきた頃、それが症状(=冷え症)となって現れることから、冷え症の原因は夏につくられた事になります。

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2010年04月22日

原料生薬 (局)ケイヒ

「さふらん湯」には(局)サフランはじめ13種類の原料生薬が配合されており、その13種類全てが日本薬局方に収載された医薬品です。


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伝承の和漢薬「さふらん湯」

我が国には、中国大陸を起源とする日本化された伝統医学の流派、後世方、古方、一貫堂流などがあったことが知られています。
皇帝内経や傷寒論を基に日本化された中国大陸起源の伝統医学は、くすしと呼ばれる薬物治療にたけた人たちによって鍼灸や指圧なども加味されながら治療が施される一方、くすしは薬用となる植物の知識や加工法なども身につけていたと思われます。

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2010年04月20日

さふらん湯の用法容量 (2)

さふらん湯は振り出して飲む和漢薬です。
「振り出して」と書いてあるけどどうすればいいの・・・?、とお問い合わせ度々もいただきます。

さふらん湯の【添付文書】に記載されている用法用量は以下の通りです。
成人(15歳以上)1日分1包を180mL(1合)の熱湯で振出し、食間に服用してください。
その後は270mL(1合5勺)の水を加えて煎じ、就寝前に服用してください。


【1日1包を以下のように服用してください】

飲み方.gif

「270mL(1合5勺)の水を加えて煎じ」・・・、と記載されていますが熱湯を注ぎ短時間(1分程度)で黄色い「さふらん湯」薬湯となる場合は煎じる必要がありません。


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2010年03月27日

テスト書き込み00

Sunset.pngデザイン組み込みを行なうにあたって必要なテスト書き込みです。
この記事は公開時に削除します。

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2010年03月07日

さふらん湯の用法用量 (1)

【初めて服用される方へ・・・】

事前に、少し大きめのお茶碗(200mL程度)と、熱湯をご用意ください。

お茶碗に「さふらん湯」1袋を入れ、その上から熱湯(180mL程度)を注ぎますと、約1分ほどで黄色の香り高い「さふらん湯」薬湯ができあがります。
「さふらん湯」薬湯が出来上がりましたら、お茶碗の中にある「さふらん湯」を箸で引き上げて皿などに保管してください。

その後は同様に、保管しておいた「さふらん湯」に熱湯を注ぎ繰り返し一日2〜3回服用してください。
2〜3回目は熱湯を注ぐだけで「さふらん湯」薬湯が出来あがります。
生薬の香りが強すぎると感じる方は、薬湯にお湯を加え薄めて服用されても効能効果は変わりません。
 
「さふらん湯」は必ず熱湯で振り出していただき、温かい薬湯として飲んでいただくことで効き目を確実なものにしますので、冷やしたりせず温かい薬湯として服用してください。

【添付文書】に記載された服用法です。
飲み方.gif

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さふらん湯の効能効果 (1)

「さふらん湯」の効能・効果は、産前産後、動悸(どうき)、眩暈(めまい)、息切れ、のぼせ(逆上せ)、頭痛、四季感冒、下腹腰痛、悪阻(つわり)、月経不順、古血滞り(ふるちとどこおり)、浮腫(むくみ)、手足腰の冷え症、ヒステリー、不眠、神経痛などです。

古より、「さふらん湯」は「血の道」の薬といわれておりました。
「さふらん湯」の効能・効果にある「古血と滞り」は「血の道症」のことであり、「血の道症」とは「月経、妊娠、出産、産後、更年期などの女性ホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状及び身体症状を示すこととされました。
、「薬事・食品衛生審議会一般用医薬品部会議事録」平成20年5月28日<厚生労働省>

【塩釜蛮紅華湯】添付文書

2010年03月01日

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