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夏場の冷え症

冷え症に悩んでいる女性は多いもの、冷え症は冬場だけのものではありません。
夏にクーラーの効いた室内と酷暑の戸外を出たり入ったりすることで体温調節をつかさどる自律神経のバランスが崩れてしまいます。しかし夏が過ぎ丁度寒くなってきた頃、それが症状(=冷え症)となって現れることから、冷え症の原因は夏につくられた事になります。

ある調査によると女性の七割が冷え症に悩んでいるそうです。
個人的な体質だけでなく、生活環境の変化が大きく影響していることが垣間見えます。
生活習慣が原因となって自律神経が失調すると「ほてり・めまい・浮腫(むくみ)など」様々な不快な症状を引き起こします。
これから夏に向かって自律神経のバランスを崩さないように生活習慣を見直す必要がありそうです。
また、冷え症は年齢が上がるにつれ症状が重くなりますので、まだ若いから・・・、なんて油断せず夏場の健康管理にご注意ください。

―こんな生活習慣は要チェックです―
夏場の冷え症対策

■外的要因となる生活習慣
足は温め頭は冷やす装い、きつい服装やハイヒールは血管を圧迫させ末梢血管の血流を妨げます。
長時間クーラーに晒らされたり、一日中同じ姿勢でパソコンも末梢血管の血流を妨げます。
こんな方は・・・、帰宅したら先ずお風呂。
ぬるめのお風呂で末梢血管の血流を正常な状態に戻してやることと、そして適度な運動を毎日行うことで血流が改善されます。

■内的要因となる生活習慣
夏場の野菜キュウリ、トロピカルフルーツなど冷性のものや冷たい飲み物は身体を冷やします、サラダだけでダイエットなどは冷え症を悪化させる原因となります。
夜更かし、喫煙、連日のアルコール摂取は末梢血管の血流を妨げ冷え症の原因となります。
食事は根菜類など温性のものを多くし、身体にストレスをかけないことが大事です。

■冷えたら暖めること
夏でも足湯がお薦めです。
足湯は、末梢血管が拡張して血液の循環を良くしクーラーなどで冷えた身体を暖めます。
そして夏でも「さふらん湯」です。
さふらん湯は・・・
女性の生理機能をととのえ、血行をよくして新陳代謝をうながす作用をもった生薬を配合した香り高い煎じ薬です、末梢血管の血流改善して冷え症の改善に効果を発揮します。

このブログについて

ごあいさつ
当ブログは、「冷え性」や「更年期症」、「生理痛」や「生理不順」でお悩みの方に…、和漢薬「塩釜さふらん湯」の穏やかで確かな効き目をお伝えする薬剤師・社長タムラのブログです。

プロフィール
池波正太郎やドラッカーを愛読、旅は寺社仏閣、東南アジア熱帯モンスーンの風土に良くなじみます、センス&テクニックともNo goodだけど写真も好きです。団塊の世代生まれ、短気、三日坊主ですが、簡単な手料理や酒の肴などは器用にこなします。