さふらん湯と更年期
更年期障害の原因・・・
女性が閉経期を迎えると卵巣機能が衰え、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が減少してくると今まで順調だったホルモン分泌のバランスが全体的に崩れてきます。
このことが引き金となりホルモンによってコントロールされている自律神経のバランスも崩れてしまい自律神経失調症になってしまうことが更年期障害の原因と言われています。
更年期障害の症状・・・
更年期障害の代表的症状がのぼせ(ホットフラッシュ)で、首筋や顔がほてって大量の汗をかき、お風呂に長時間入ってのぼせた時のような症状が出てきます。
また冷え症・動悸・息切れ・頭痛・めまい・肩こり・腰痛なども更年期の症状で、いくつかの症状が合わさったり、症状の強弱など不定愁訴といわれる不快な症状が更年期障害の特徴です。
更年期障害への対応・・・
更年期対策のキーワードは運動・食事・睡眠です。
運動・・・少しずつでも毎日身体を動かし全身の血行をよくすること。
食事・・・豆類(イソフラボン)ビタミン(緑黄色野菜)乳製品(カルシウム)の摂取を心がけること。
睡眠・・・足がほてって寝つきが悪いときは、就寝前に温めのお湯にゆっくり入浴又は足湯、軽いストレッチで心と体をリラックスさせること。
こんなチョットした生活習慣の改善で更年期の不快な症状が軽くなります。
更年期対策は「生活習慣」の改善が大切ですね。
さふらん湯は・・・
更年期障害(自律神経失調症)による不快な諸症状、のぼせ・冷え・動悸・息切れ・めまい・古血滞り・不眠などの改善に効果的な和漢薬です。
女性の生理機能をととのえ、血行をよくして新陳代謝をうながし、神経をしずめる作用をもつ生薬を配合した香り高い煎じ薬で、女性特有の不快な症状を改善します。
【温冷足湯法】
足を入れるバケツ2ヶ用意、一方に熱いお湯もう一方は水を入れます。はじめお湯のバケツ入ったバケツに3分間足を入れ、その後水の入ったバケツに3分足を入れます、これを交互に2〜3回繰り返すと身体ポカポカですよ。