上手にセルフケアメディケーション

カテゴリー

知って得する「食と薬の話」
ケンコージョイ情報管理室からお届けする連載エッセイです
セルフメディケーションとOTC薬
役立つOTC薬の情報をドラッグストア現場からお届けします
cate_btn03.gif
良さそうな情報に惑わされず、自分自身の健康に必要なものかどうかを適切に判断するための情報をお届けします

« 2012年09月 | TOP | 2012年11月 »

10.OTC薬を上手に使おう�◆.好檗璽帖Ε�ーデニングの後に

2012年10月05日

 やっと秋らしい空が広がるようになりました。スポーツやガーデニングにも精が出そうです。ちょっと張り切りすぎて筋肉痛や腰痛になり、湿布(シップ)薬のお世話になることもあるかと思います。一口に筋肉痛や腰痛の薬と言っても、実に様々なものがあります。ではOTC薬(市販薬)の売り場をのぞいてみましょう。

 コリや痛みに対する薬としては、飲み薬、貼り薬、塗り薬がありますが、よほどの痛みでもなければ、貼り薬と塗り薬で対応します。両者に含まれる薬剤はほぼ同じなので、ここでは貼り薬についてみていきます。

 肩こり、筋肉痛、関節痛、打撲、ねんざなどに用いる「貼り薬」を一般的に湿布と呼ぶことが多いようですが、実は目的や剤型によって区分があります。
 
 �ー腓房症曚慮�果を目的としたもの
    パップ剤(水分を含んで分厚い)
 �⊆腓鉾乕罎鯆未靴董崢砲い箸海蹇廚慳�剤を到達させるもの
    貼付剤(ちょうふざい:薄い絆創膏またはフィルムタイプ)

 �´▲織ぅ廚箸癲�血行促進作用のある薬剤を主とするものと痛み止め成分を主とするものがあり、さらにそれぞれに冷感タイプと温感タイプがあります。

<効能・効果>
効能・効果は主成分によって決められており、貼り薬、塗り薬、スプレーなどの剤型や冷感、温感の区別に関係なく、同じである。
  ★血行促進作用のある薬剤を主とするもの
    肩こり、腰痛、筋肉痛、筋肉疲労、打撲、捻挫、関節痛、骨折痛、しもやけ
  ★痛み止め成分を主とするもの
    腰痛、筋肉痛、関節痛、打撲、捻挫、腱鞘炎(手、手首、足首の痛みと腫れ)、肘の痛み(テニス肘など)、
    肩こりに伴う肩の痛み

<使い分けのヒント>
  ☆肩こりや筋肉疲労、筋肉痛など、血行不良が原因と思われる場合
    のびのびサロンシップ、ハリックス55EX、サロンパス、トクホンなどの血行促進成分を主とするもの。
  ☆打撲・捻挫や腱鞘炎などの炎症性の痛みが強い、または腫れがある場合
    パテックスID、フェイタスシップ、ボルタレンテープ、パスタイムFXなどの非ステロイド性抗炎症薬(NS
    AIDs)と呼ばれる「痛み止め」 が配合されているもの。
  ☆冷感タイプと温感タイプ
    温感タイプに暖める作用はないが、トウガラシチンキやノニル酸ワニリルアミ ドの 刺激で血行が促進し
    温かく感ずる。刺激が強いので皮膚の弱い人には向かない。
 
 使い分けは、打撲やねんざで炎症が強い時期には冷感型、回復期や慢性的な症状には温感型が合っている。目安はお風呂で暖まったときに気持ちよく感じられたら温感タイプに切り替えると良い。カプサイシンは水分と反応して皮膚を刺激するので、入浴30分ぐらい前に剥がす。

<副作用を防ぐために>
◆鎮痛・抗炎症成分(NSAIDs)を含む貼り薬や塗り薬を使う時に注意すること。

(1)使ってはいけない人
   ・その薬を使って、発疹・発赤,かゆみ,かぶれなどを起こしたことがある人。
   ・ぜんそくを起こしたことがある人。
   ・妊婦又は妊娠していると思われる人。
   ・15歳未満の小児(インドメタシ ンは11歳未満)。 
(2)すぐに使用を中止して医師・薬剤師に相談すること
   ・ぜんそくのような咳。発疹・発赤,はれ,かゆみ,
   ・ヒリヒリ感,かぶれ,水疱などが現れたとき。
(3)2週間以上や大量の使用は、全身性副作用を起こすことがあるので禁止。