上手にセルフケアメディケーション

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知って得する「食と薬の話」
ケンコージョイ情報管理室からお届けする連載エッセイです
セルフメディケーションとOTC薬
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22.OTC薬を上手に使おう��薬を毒にしないために(2)薬の用法

2013年10月05日

前回(2013/09/05)は薬を毒にしないための注意として用量について書きました。
今回は用法について書いていきますが、実は用量と用法は表裏一体をなすものと言えます。
用法とは文字通り「用いる方法」ですが、薬の効果を高めて副作用を出来るだけ少なくするために、
これこそが「OTC薬を上手に使うポイント」なのです。用法に含まれる内容として、次のようなものが
あります。

�〇箸な�について・・・飲む、貼る、塗るなど用途と使い方
用途を間違えるケースはあまりないと思いますが、軟膏チューブやのどスプレーを
初めて使うとき、薬が出てこないので不良品だというクレームがよくあります。穴を開けたり、
ストッパーを外したりする必要があります。

親切な注意書きをしているメーカーもあります。
〔チューブの穴のあけ方〕 キャップを逆さにして,突起部をチューブの先に強く押し当ててあけてください。

笑い話のようですが、「坐薬」という剤型があります。「座薬」とは書いていないのですが、「坐薬とは、
座って飲む薬」と思い込んでいた人もいたそうです。坐薬には解熱鎮痛薬や痔の薬があり、肛門から
直腸に挿入するものです。

�⇒僂い觧�間やタイミング
 薬を飲む場合、食前、食後、食間、就寝前などの指示があります。このような指示はなぜあるので
しょうか。

薬を飲んで効果を出すには、薬が腸で吸収されて血液に入らなければなりません。最も吸収が良い
飲み方は、胃に邪魔物(食物)がない「食前」です。しかし、胃腸への刺激が強過ぎる場合などはあえて
「食後」に飲むように指示されています。解熱鎮痛薬やかぜ薬などがこれに相当します。また、胃や腸
の中で働く薬は、空腹時でないと効果が弱まります。胃粘膜修復薬や便秘薬、駆虫薬などで、「食間」
又は「就寝前」と記されています。

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 前回にも記したように、用量や回数は、効果と安全性が考慮された濃度が保たれるよ    
 うに決められています。血管収縮薬入りの鼻炎スプレーや目薬を使いすぎて出血を起こしたり、
1日1回使用の水虫薬を何度も塗ってかぶれを起こした例があります。

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 化粧かぶれやカミソリまけの予防にステロイド薬(副腎皮質ホルモン薬)を塗り続けて、皮膚変化(
皮膚萎縮、毛細血管拡張、毛嚢炎)を起こし、ステロイド皮膚症になる例はよく知られています。
長期に、広範囲に、使用してはいけない薬です。
 また、信じられないと思われるかもしれませんが、水虫薬の液剤を点眼薬と間違えてさし、失明の
危機に陥った例や、アルミなどの薄い金属やフィルム(ヒートシール)で1錠ずつ分けて包装した錠剤や
カプセルを、ヒートシールから出さずにヒートシールごと飲んでしまう事故が起きています。
ヒートシールを飲み込んでしまうと、消化器官を傷つけるだけでなく、穿孔など手術が必要となる
こともあります。
 うっかりミスも意外に多いようです。まずは添付文書などの注意をよく読みましょう。